Bengalese Finch ジュウシマツ 十姉妹 じゅうしまつ Gallery

Self Japanese Chocolate Group




                               和十姉妹
                                    純粋和十姉妹のイメージは上の個体で理解出来る。

十姉妹と呼ばれるすべての基礎となった和十姉妹が少なくなり、大切に系統保存したい品種である。

ルーツは腰白キンパラだが、東南アジア各地の固体で色柄の差(亜種)がある。
あくまでも私見、想像の域内での事柄として白腹キンパラ(WhiteBellied Munia)や腰黒キンパラ(BlackRumped Munia)の血も入っているのではないかと思う。
この推測は、ヨーロッパ系統が入る前からの和十姉妹を数十年間飼育する中で時として白腹や腰黒類似の誕生を見たことから。

原種のサエズリは小さく、自然の中で生き延びる知恵かもと想像している。

パールとの交配で確認すると、胸の覆輪羽の中央黒部分がパール表現され真珠玉模様に変化し綺麗だ。

別の事象として、※一過性のベタ黒(カラスモドキ)が時々誕生する。※一過性とは、換羽でノーマルに戻ること。





原種腰白キンパラ

2009年ヒナ羽換羽中を購入、台湾原産

和十姉妹の原種なので、参考になる固体。

腰白キンパラ原種の性別は、地鳴きでオスは「ピー」と透き通り、メスは「ジュリー」と濁っているので和十姉妹の飼育経験者ですと判定できる。
とは言え、地鳴き確認するまでに時間を要する。

そこで、私の性別判定は、風切りの黒色素の微妙な強弱で見分けている。
濃黒がオスである。

胸羽の中央に縦に極細い白線がすべての個体で入る。
和十姉妹では、この線の有無の2パターンがある。
このことから、上記私見も含めてすべての和十姉妹のルーツは腰白キンパラだけでないと考えている。

左の個体は、腹部柄無しに見える。
20羽ほどを同一地域産として荒鳥を導入した中で、柄の有無にバラツキがある。


SO932,321

2008.05.20生
2008.12.03生

和十姉妹

地味な色合いながら動作を眺めていると飽きない。



SO084,746

2007.06.29生
2007.06.30生

和黒/茶 X 和アルビノ/茶
和黒/茶 X 和黒/茶



和黒千代田

2007.生





SO997

2007.05.17生

和黒/ハバナ × 和パール/ハバナ






XZI334

2007.05.17生

和黒 × 和千代田

和芸物は風切り羽に乱れが出るが、ノーマルは綺麗に揃う。




SO000

2007生

和黒 × 和千代田

和芸物は風切り羽に乱れが出るが、ノーマルは綺麗に揃う。




SO547

2007.05.17生

和黒 × 和黒

和黒親鳥から腹部柄抜けが誕生。

和十姉妹で腹部柄抜けは珍しく、この系統は大切にしたい。